働く人の声

皆さまがおいしく
飲める日々の晩酌酒の
販売に
チャレンジしています。

O.S.

  • 営業部 課長
  • 1997年入社

営業担当になるまでの経緯と、
身についたスキルは?

「簡単な事ではありませんが、皆さまがおいしく飲める日々の晩酌酒のお酒造りや販売にチャレンジしています」
「特別な日に特別な方と飲む特定名称酒も大切に考えています」
地元企業での営業職を希望していた私は、先々代社長の「伝統と技術」に取り組む酒造りへの姿勢に感銘を受けました。この出会いから全国の皆さまに栃木の日本酒を飲んでもらいたいという気持ちが強くなり、営業職を希望しました。
仕事では、「北関酒造」の知名度向上を意識し、営業で日本全国を回ります。規模の大きいプレゼンなどで、多くの人の前で話す機会が多く、気おくれしない精神力が鍛えられました。あと、ゴルフのスコアは成長しました。

北関酒造に向くのはどのような人物か?

北関酒造では近年、安全な食料品を製造するための仕組み作りの国際認証であるFSSC22000を取得しました。また、海外ユーザーに対しての輸出、上吉原杜氏(下野杜氏)の南部杜氏取得など、日々、挑戦をしています。「日々の生活や仕事をする上でのスキルアップ思考が高い方」が北関酒造に向いていると思います。

一日のスケジュール

  • 8:00
    始業
    営業部とミーティングをし、
    商談に向け、必要な資料を揃えます。
  • 8:30
    移動
    移動には、電車やクルマを使用します。主にクルマで移動するので、運転が好きな人にはピッタリです。
  • 10:00
    お客さまとの商談、打ち合わせ
    北関酒造における製品の販売先は、スーパーマーケットや飲食店ではなく、卸売り業者ですが、小売り店や特約店とも商談を行います。
    現在の取扱商品、ニーズ、希望価格帯などをヒヤリングし、会社に持ち帰ります。
  • 12:00
    ランチ
    外食が主ですが、お客さまと食事をとりながら、ミーティングをすることもあります。
  • 13:00
    マーケティングリサーチ
    スーパーマーケットの価格、品揃え、季節ごとのアウト展開を現地で調査します。アウト展開
    定番酒以外の商品を指し、通常置く商品の棚とは別に、季節ごとに他の陳列で展開する。夏に冷酒のお酒を、冬には正月に飲むお酒を提案します。
  • 14:00
    お客さまとの商談
  • 16:00
    帰社
    会社に戻り、翌日以降のプレゼン資料や見積書、業務内容の報告書をまとめます。
  • 17:00
    退社
    帰宅後は、自宅でパター練習することが日課です。

お互いに協力し
助け合える働きやすい
環境を目標に!

E.S.

  • 製品課 統括課長
  • 1993年入社

入社から現在までどのような業務を担当したか

私は高校を卒業後、北関酒造に入社しました。
入社時は製品課で充填ラインを担当し、その後、醸造課で酒造りを学び、製品課へ異動しました。現在は製品課の統括課長として、製品課が一つにまとまり、お互いに協力し、助け合える働きやすい環境を目標に、日々みんなとコミュニケーションをはかりながら業務に取り組んでいます。

製品課のチームや業務について教えてください

北関酒造の製品課は大きく3つのラインに分けられ、どれもお酒を充填します。容器別、容量別にびん詰ライン、大パックライン、ミニパックラインですべてです。各ラインでは商品をコンベアで流し、容器のセット・洗浄、充填、検品、段ボール詰めを流れ作業で行い、製品として出荷される状態にします。

一日のスケジュール

  • 8:00
    始業
    各ライン長とミーティング。一日の業務内容を確認します。
  • 9:00
    打ち合わせ
    充填について打ち合わせを行います。
  • 10:00
    ラインの巡回
    各ラインが滞りなく動いているかをチェックします。各ライン長と懸念点や不安な部分を共有します。
  • 11:00
    機械のメンテナンス
    工場内には機械が多数あり、定期的に点検する必要があります。同じタイミングでメーカーと打ち合わせします。
  • 12:00
    ランチ
    テレビを観たり、同僚と会話しながら休憩します。
  • 13:00
    ラインの巡回
    午後からの充填を再開するので、各ラインを巡回します。
  • 15:00
    事務作業
    工場での作業だけでなく、書類の作成も行います。社屋に移動し、作業しています。
  • 16:30
    業務進捗の確認と翌日の計画
    ライン稼働をストップする時間です。作業終了後に、一日の作業に不備がなかったか振り返り、各ラインの作業日報を確認します。業務の締めとして、翌日の充填スケジュールを確認し、製品課全体を見回り、施錠確認をします。
  • 17:00
    退社
    のんびり好きなテレビを観ながら、おいしいお酒と夕食を取り、リフレッシュします。

伝統文化でもある
日本酒を自分の手で
造りたいと思いました。

S.S.

  • 醸造課
  • 2021年入社

蔵人を志したきっかけ

前職の医療機器メーカーを辞めて転職活動をしているなか、友達と訪れた居酒屋で日本酒のおいしさに気づきました。機器メーカーの業務とは異なりますが、技術を使っていいものを作り上げるという点で通ずるものがあると考え伝統文化でもある日本酒を自分の手で造ってみたいと思い応募しました。
昔は「背中を見て学べ」という気概の職人が多かったと聞き、上吉原杜氏もその時代を通ってきた一人です。しかし、杜氏を含む蔵人のみなさんは忙しい時にも私が理解するまで教えてくれます。
また日本酒造りは、完成までに多くの工程があるので、作業が始まると自分の持ち場から離れることが難しいです。それでも入社して日が浅く知識と経験が少ない私が、他の蔵人さんに並びたいという一心で自分の持ち場以外でも志高く働くことができています。上吉原杜氏のもと、盤石な教育体制が整っているので、安心して仕事に取り組むことができ、とてもよい環境です。

蔵人の教育体制は、どんな仕組み?

はじめに、日本酒について学びます。学習の機会として日本酒の通信教育や講習会に参加し、日本酒の造り方から分析方法までを一通り身につけるところから始まります。
実際の業務については、杜氏や酒造技能士の有資格者である蔵人から仕事を学びます。新人の蔵人は1人ではなく2人体制で各持ち場を担当し、慣れや熟練度に応じて一人で任されるようになります。日本酒造りの工程・チームは下のように大別され、それぞれ1~2名で構成されます。
・米荷受け/米洗い ・蒸かし(窯場作業) ・製麹(麹室作業) ・酵母培養/搾り ・モロミ管理 ・お酒の移動/1次ロカ/調合/火入 ・2次ロカ/詰め前お酒調整 ・分析 
その中で、一時的に作業が増える場合は他の工程の補助をすることもあります。

一日のスケジュール

  • 8:00
    朝礼
    作業環境を整え、掃除をし、一日の業務内容を確認します。
  • 8:10
    氷出し
    もろみを予定の仕込み温度まで下げるため、水の代わりに氷を入れます。
  • 9:00
    出麹
    麹を麹室から出します。乾燥させた麹を仕込みタンクに投入します。
  • 10:00
    棚盛
    予め引き込みをしたお米を研いで盛棚のネットに送り、コンピュータで温度制御します。
  • 11:00
    引き込み
    蒸米機で蒸したお米に種麹を振り、麹室の床と呼ばれる場所に送る作業です。状況に応じて、持ち場以外の作業をサポートします。
  • 12:00
    ランチ
    テレビを観たり、同僚と会話しながら休憩します。
  • 13:00
    枯らし箱の洗浄
    出麹で使用した箱をキレイに洗い流します。
  • 16:30
    仲仕事
    午前中、棚盛したお米を研いで別の段のネットに移動させて、麹菌の繁殖具合を均一にしつつ、温度と湿度を調整します。また麹の出来具合を確認し、翌日の出麹の準備をします。
  • 17:00
    退社
    友達とオンラインゲームをしたり、ドラマ、映画鑑賞をすることが多いです。